禁煙外来ってどうなの?何するの? ー通院1回目ー

こんにちは、のむけんです。
この度、重い腰をあげてついに禁煙外来に行ってきました。
実際自分が禁煙外来に行くにあたって、多少不安や疑問がありましたので迷ってる方の参考になればと思い、初回の診察でわかったこと、感じたこと等をレポートしたいと思います。

 

なんで今禁煙外来なのか?

ここ2年ほどストレスフルな仕事をしていて、どうしても気分転換や気持ちのやり場のない時がありタバコが手放せませんでした。
疲れやすい、朝起きられない、時々息苦しい、咳や痰が出る、等々の身体の不調もあったので「タバコはやめたほうがいいしやめれるものならやめたい」そう思いつつ「今の仕事をしている間は絶対やめれない」とも思っていました。
根を詰めて作業をしたあと、細かい図面を作ったあと、間違えられない管理票を更新したあと、取引先や社内の人間と意見がぶつかったり頭から否定されたりムシャクシャ、イライラした時、「あー!と叫びたい気持ちを押し殺して(時には声に出てしまっていたかもしれませんが)頭をグシャグシャをかきむしりなから喫煙所に急ぐ僕が居ました。 

 

そのストレスフルな仕事をやめることにしたので(これについては後日書きたいと思いましす)、タイミング的に「今しかない!」と思い禁煙外来に行くことにしたのです。
とはいえ「禁煙するぞ!」というほどの意気込みはありません。
事実これを書きながらも合間でタバコを吸っています。
「やめれたらいいなぁ」「でもやるべきことはしっかりやってみよう」その程度の意気込みです。

 

今回はまず初診のレポートですが、順を追って経過もご報告します。
結末は「禁煙成功!」となるかどうかはわかりません。
結果がどうなるか?も含めリアルなレポートをしたいと思いますので、楽しみに読んでいただけたら嬉しいです。

 

喫煙歴、私生活、喫煙本数等

タバコを吸い始めたのは確か高校1年生の秋、中間試験のテスト期間中でした。
なんかクサクサして、家に何故か1箱あった未開封のマイルドセブンに手を付けたのが最初です。
その後半年ぐらいで禁煙して1年間吸わず、でもまた再開してといった感じで結構喫煙、禁煙を繰り返しています。

 

今のタバコはちょうど4年前が吸い始めです。
通常はだいたい15本から多くて20本ぐらいの喫煙本数。
 

吸うのは割と軽めのタバコで最初はマイルドセブンのライト、それからスーパーライト、エクストラライト、メビウスに変わってからはスーパーライトを吸うことが多かった。
少し前はアメリカンスピリットを吸っていて、メンソールの少し軽いやつ(アメスピは名称がよくわからんです)

 

今は禁煙外来に行く少し前から紙巻きタバコは辞めてiQOSのブラックメンソールを吸っています。
iQOSは吸える時間が短くて全く満足感がないのでどうしても1度で2本吸ってしまうことが多いので、本数としては20数本吸ってしまいます。

 

旅行等で人と泊まったりした時に知ったんですけど、起きて布団から出ないうちにまずタバコって人がいます。
のむけんはさすがにそれはできなくて、朝は歯を磨いて飲み物を飲んでからじゃないとタバコは吸えません。
今はメンソールなのでそうでもないけど、以前は飲み物を飲みながらとかフリスク舐めながらとかじゃないと喉が痛くてタバコは吸えませんでした。

のむけんの勝手な理論なんですがタバコ耐性のある人とない人が居ると思っています。
タバコ耐性のある人というのは・起きてすぐタバコを吸える・3本ぐらいは貯め吸いができる・喉がカラカラでも飲み物なしでタバコが吸える・一回の吸引料がめちゃめちゃ多い そんな人達です。
のむけんは口を潤して飲み物を飲みながらゆっくりと1回1本を吸う人なのでかなりタバコ耐性はない方だと思っています。
タバコ耐性は低いのですが最初の禁煙がすんなり出来てしまったことで「タバコはいつでもやめられる」と変な自信がついてしまい結局やめられなくなってしまったというわけです。

  

禁煙外来に行くにあたっての不安 

禁煙外来を受けれるのか?

「禁煙外来に行こう」と思い立ってから事前に少し調べたところ、禁煙外来を受けるにはブリンクマン指数なるもので200以上の必要があるとのこと。
(良くはわからないが35歳以上の人が対象らしい。35歳未満は関係なく受けれるということなのかしら?)

 

ブリンクマン指数というのは(1日の喫煙本数×喫煙年数)で計算する。
単純に計算すると喫煙歴(51-15)で36年
喫煙本数は15本としても(15×36)で540、楽勝である。

でも前述したとおり15歳から51歳までの喫煙歴の中に、ちょこちょこと禁煙歴がある。
実はなにげに長いこと禁煙していた期間もあるので、実際の喫煙期間は半分ぐらい。。。
「もしかして無理かも。。。」「もしかしたら受けれないかも。。。」と若干不安だったりもした。
(今計算したら半分の年数でも楽勝でクリアでした)

ただ実際は禁煙期間なんて全く関係なく吸い始めた年からのトータルで計算されて楽勝でクリアでした。
禁煙期間の方が圧倒的に長い!とかであればまた別の話かもしれないが、ぶっちゃけてしまうと喫煙期間なんて誰にもわからないことなので普通にトータルで計算してくれるっぽいです。

 

治療を受けるにはもう一つニコチン依存度のテストも必要なんですが、これはタバコを吸っている方ならおそらく間違いなく当てはまってしまうと思うので心配は無用です。

 

あとは以前禁煙外来を受けてから1年以内は受けれないらしいが、のむけんは初めてなのでこれは問題なしでした。

 

すぐに禁煙しなきゃいけないのか?

禁煙外来に行くにあたって不安なことといえば「行ったが最後、すぐにでも禁煙しなければいけないのではないか?」ということ
先に書いたように「禁煙するぞ!」というほどの意気込みはなく「やめれたらいいなぁ」っていう気持ちでしたから「今からやめてくださいね!」と言われて「はい!」と言える気持ちの準備も覚悟もなかったからです。
やめたいけれど自分の意思ではやめられない!だからこそ禁煙外来に行くのですから、そこで「やめろ」といわれても無理だなぁと思ってました。

 

ですがこれに関しても全く杞憂でした。
最初に担当してくれた看護師さんも、その後診察してくれたお医者さんもすごく優しくて「やめろ」という言葉は一度も発しませんでした。
後述しますが禁煙スケジュール上「禁煙開始日」なるものはありますが、そこを強調されることもありませんでしたし、その後でも「吸ったら正直に書いてください」「最後の方でも○本って書く方いますよ(笑)」とすごく和ませてくださいました。

 

本当にやめれるのか?

最後の心配は「やめれるのか?」ということです。
実際タバコをやめる難しさは喫煙者ならわかると思います。
喫煙というのは依存であり中毒であり習慣なのでなかなかやめるのは難しいんですよね。

 

ですが、のむけんは禁煙治療の薬の仕組みを聞いて「やめれる可能性はあるな」と感じました。
そもそも「タバコが旨い」と感じるのは摂取したニコチンが脳内の受容体にくっついて、そのときにドーパミンという快楽物質が出るかららしいです。
「ドーパミンが出る=旨いと感じる」ということです。

 

そこで薬は「ドーパミンを出させない=旨いと感じさせない」ということをするそうです。
薬は受容体に先回りしてくっつき、ニコチンが体内に入ってきたとしてもくっつく先がなくドーパミンが出ない。
そうするとタバコを吸ったときの「旨い」が感じられなくなり、気持ち悪さや臭さだけが残るという仕組みとのことです。

 

喫煙者なら共感頂ける人もいると思いますが、吸って旨いと感じつつも気持ち悪さや臭いという感じは感じるときがあります。
ただそれ以上に快感が勝っているのでまた次も吸いたくなり実際吸い続けているんです。
自分のタバコのニオイは気にならないけど、他人のタバコの煙、ニオイは不快だというのもそういうことだと思います。

つもりそもそもタバコを吸う動機である「快楽を得たい」という動機が取り去られてしまっては吸う理由がなくなるのではと感じました。
快楽なしであの気持ち悪さ、臭さ、いかにも身体に悪い感じだけ残るのではむしろ吸いたくなくなるのは自然だなと思います。

 

また薬の仕組みが花粉症の薬と似ていたので、理屈がすんなりわかり、ある程度効果が期待できるなと感じました。
花粉症は体内に花粉が入ると体内の細胞と結合してアレルギー反応を出すのですが、薬は先に体内の細胞と結合して花粉が体内細胞と結合するのを防いでアレルギー症状を抑えてくれます。
喫煙歴以上に花粉症歴の長いのむけんは花粉症の薬にはずっとお世話になって来ていて、その効果や最近の薬の進歩を知っていたので禁煙治療の薬にも期待ができると感じたわけです。

 

初回の診察でしたこと

テスト

初めて行った医院でしたので問診票を記入しました。
これはどこの医院でも初診だと書く普通のものです。
 

と同時に「ニコチン依存度テスト(TDSテスト)」というものも記入しました。
このテストで5点以上でないと禁煙外来は受けれないのですが、普通の喫煙者でしたらまずクリアできると思います。
ちなみにのむけんは前述の通りタバコ耐性は低い人間ですが9点と高得点でした。
(気になる方は下記でテスト出来ますのでお試しください)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/tobacco/yt-048.html

 

ヒアリング

いよいよ診察室に呼ばれます。
看護師の方に「いつ頃から吸っているのか」「なんで禁煙外来に来ようと思ったのか」「一日の本数は」「なんでやめたいのか」等々を聞かれました。
こうしたヒアリングの中でスラスラとブリンクマン指数の計算をして「大丈夫ですねー」とのことでした。
特に難しい質問や厳しい質問はなく終始和やかにリラックスしてヒアリングは終了しました。

 

禁煙治療の進め方

ヒアリングが終わると禁煙治療の進め方を一通り説明してくれます。
毎日の服飲状況、喫煙本数、体重、気分等を記録する小冊子があるのでそれをもとに説明してくれました。
それによると禁煙治療の期間は12週間、3ヶ月です。
その間通院は初回を覗いて4回で計5回です。
最初は初診の2週間後、次もその2週間後、4回目はその4週間後で再び4週間後に最後の通院です。

 

頂いた小冊子

小冊子によると2回目の通院の前、2週間目がスタートすると同時に禁煙を開始するよう設定されています。
ですがこれはあくまで目安なので、薬が効いて早めに吸いたくなくなればやめてもいいし、まだ吸いたいようなら吸っても良いとのことでした。

 

仮に喫煙を続けてしまう場合にはどんな時(気持ちとか出来事とか)にタバコを吸いたくなるのか、少し自分を観察してみてくださいとのことでした。
確かにタバコを吸いたくなるキッカケを減らすことができれば禁煙成功も近づきそうな気がします。

 

医院によって違うかもしれませんが今はニコチンパッチやニコチンガムではなくて薬が処方されるようです。
その薬はチャンピックスという薬。
同じ名前ですが量が違う2種類が一緒に処方されました。
最初の3日は少ない方の錠剤を1日1回服用。
次の4日は同じく少ない方の錠剤を朝晩2回服用。
以降は量の多い錠剤を朝晩服用となります。 

 

記録用小冊子にはちゃんと薬を服用したか?喫煙本数は?気分や体調は?等少ないスペースですがメモをしていきます。
この小冊子は通院の際も持参して先生に見せる必要があるとのこと。
ただこれをみて「禁煙できてないじゃないか!」とお叱りを受けることはないそうです。
あくまで確認用、記録用とのことでした。

 

治療薬について

以前は禁煙外来といえばニコチンガムやニコチンパッチが主流だったようです。
禁煙外来に行ったことがないのむけんですが、やはりそんなイメージを持っていました。

 
ですが前述したように今は内服薬が主流とのことです。
この内服薬にはニコチンが含まれていないそうです。

 

ニコチンガムやパッチの場合、禁煙出来ずタバコを吸い続けた場合ニコチンをWで摂取してしまうことになります。
健康を気遣って禁煙外来に来ているのにこれでは却って健康を害するとのことでニコチンを含まない内服薬が主流になったとのことです。

 

この薬は先程も書いたとおりニコチンと体内の細胞が結合するのを防ぎ、結果喫煙によってドーパミンが出るのを抑える働きをします。
花粉症の薬もそうですがこの手の先回りして結合を防ぐ薬は体内での薬の濃度を一定に保つ必要があります。
濃度が薄まってしまうと折角作ったシールドに穴が空いてしまうようなものだからです。
なので飲み忘れには注意が必要ですし、一回の処方で次の通院予定分までしか薬をもらえないので通院予定の後ろ倒しは宜しくありません。 

 

通院予定を変える場合は前倒しでお願いします!とのことでした。
通院は
初診 → 2週間で②回目 → 2週間で③回目 → 4週間で④回目 → 4週間で⑤回目となりますので通えそうな時期を事前に検討したほうがいいでしょう。

 

薬にはやはり副作用があるようです。
特に先生に何度も言われたのが吐き気です。
ただこれに関しては空腹時に服用することで起こりやすいということなので
・食後に服用する
・せめてヨーグルトやプリン等、少しでもいいので胃になにか入れてから服用する
・たくさんの水で薬を飲み込む
これを気をつければかなり軽減できるとのことでした。

 

他にも細かい副作用はあるようですが、のむけんが個人的に薬剤師さんに注意されたのは車の運転です。
どうやら眠くなるようなので、運転をする際には副作用の度合いをよく確認して、ひどい場合は運転をやめてくださいとのことでした。

 

気になる方はチャンピックスで調べるか、先生や薬剤師さんに聞いてみてくださいね。
ちなみにのむけんは持病があるのと時期的に花粉症なのでいくつか薬を飲んでいますが飲み合わせの問題はありませんでした。
副作用が強く出た場合先生に相談するとそれを抑える薬も処方してもらえるようです。
そういった経過や相性の観察の意味もあって初期の通院間隔は2週間と短くなっているのかもしれません。

 

初回の診察でもらった(処方された)もの

これまで書いたように
・小冊子
・2週間分の薬
をもらったのですが、それ以外に
「禁煙宣言書」なるものをもらいました。

 

「禁煙したいですか?」と問われ「はい」と答え「ではこちらにサインしてください」ということで宣言書にサインをしました。
「何があっても禁煙するんだな!?」と言うような威圧的なものではありませんでしたが、実はこれってすごく大事なことだと思います。

 

軽い気持ちであれ何であれ「自分で決めた!」という瞬間を通らないと辛くなったときに人間は簡単に意思を曲げてしまうし、すぐに責任転嫁を始めてしまうからです。
それはこれまで受けたセミナーでいやというほど思い知らされたことなのでこれは素晴らしい取り組みだなと思います。

 

少し話は変わりますが本田健さんの「お金の奴隷解放宣言書」というものにサインして部屋に貼っているのですが、お陰でお金に関して考え方、受け止め方がかなり変わりました。
※お金の奴隷解放宣言書 ベストセラー作家である本田健さんが無料で配布してくれているものです。
ご興味がありましたら下記にありますのでサインして貼っておくことをオススメします。
https://www.aiueoffice.com/file/book/FreeFromSlaveOfMoney.pdf

 

話がそれましたが、自分で決めたことだ!と自分で自覚することは本当に大事なので禁煙宣言書は部屋の目立つところに貼っておきたいと思います。

 

書いたあと、すぐに部屋に貼りました

費用

受診可能な場合の費用は保険が適応されます。
保険の種類(国保とか社保とかです)、もちろん医院や薬局によって違いますが
・受診料1700円ほど
・薬2000円ほど
でした。
 

まとめ

喫煙者にとってはなかなか肩身の狭い世の中になってきました。
「禁煙したい」「タバコをやめたい」と思っていないうちはそれでも特にどうということはないのですが、「やめたいな」と思い始めると健康のこと、周りへの悪影響のこと、それでもやめられない自分の弱さなどを一層感じます。
だからといって誰かに禁煙を強制されたり、タバコを吸う自分を責められたくないものです。 

 

禁煙外来はもしかすると禁煙を強要されたり、タバコを吸っていることを責められたりするイメージがあるかもしれません。
ですが実際行ってみて先生も看護師さんも薬も禁煙外来というシステムも「タバコをやめたい」と思う気持ちを応援してくれるだけのものだということがよくわかりました。

 

もしあなたが「タバコをやめたい」と思っていて自分で意思でやめるのが難しいなら頼ってみてもいいのではと思います。
3ヶ月と長い期間なので少しハードルは高いかもしれません。
正直のむけんもまだ禁煙できていないので偉そうなことは言えないのですが、一緒に頑張ってみませんか?
応援しています。

 

以降の経過はまたこちらで報告しますのでそちらもお楽しみに。